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    脳動静脈奇形の治療法

    脳動静脈奇形とは、脳の血管の生まれつきの病気で脳の血管の一部が毛細血管にうまく分かれることができない為、異常な...

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    女医

    聴神経腫瘍の症状や状態

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看護師

血管には酸素を含んだ血液を運ぶ動脈と酸素が含まれない血液を運ぶ静脈があります。
通常は動脈と静脈の間に酸素のやり取りを行う毛細血管がありますが、脳動静脈奇形とは先天的(生まれつき)に動脈と静脈の間の毛細血管がなく、直接動脈と静脈がつながった状態の物を言います。
この間の血管はとぐろを巻いたような状態となり、常に高い圧力がかかっているため破裂しやすい状態となってます。
脳動静脈奇形の症状でけいれん等が多く、脳神経外科受診で発見されるケースが大半です。
診断には造影剤を用いてのCT撮影、もしくは造影剤を用いずMRIで血管描出機能(MRA)を利用して確定診断が行われます。
この脳動静脈奇形は年間約2%の確立で破裂を起こし、くも膜下出血や脳内出血などの重篤症状を引き起こす原因となりますので、若い患者さんではそのような重篤な症状の発症を防ぐため、何らかの処置を施されているケースが大半です。
頭開手術を行い脳動静脈奇形そのものを取り除く手術から太腿等の大血管からカテーテルと呼ばれる細い管を通して脳動静脈奇形血管を閉塞する処置があります。

しかし、脳動静脈奇形の出来ている位置が運動・記憶または言語を司る位置付近にある場合はより慎重な検査を行い脳神経外科医師が治療の是非を判断します。
もしこの脳動静脈奇形が聴神経付近に出来た場合は聴神経腫瘍の症状と酷似するケースが考えられます。
聴神経腫瘍とは聴神経に発生する良性の腫瘍で、年月と共に大きくなり聴神経障害だけではなく脳の広い箇所を圧迫し歩行障害・意識障害に発展する恐れがあるので注意が必要です。
脳動静脈奇形・聴神経腫瘍とも外科的手術以外にもガンマーナイフ(放射線を病巣にピンポイントで照射を行い病巣部を死滅させる)治療法も有用です。
ただ病巣が大きすぎたりした場合は脳神経外科医師による外科的治療が必要となります。
両疾患ともやはり早期の発見が重要で、けいれんや意識障害、突発的な難聴等の症状が現れた際は早めの脳神経外科の受診が有用でしょう。

女医

脳神経外科は脳神経関連の病巣に関する外科的な治療を行うことが基本の診療科目であり、多くの疾患に対する外科的手術を行っています。
その中でもあまり知られていないのが脳動静脈奇形や聴神経腫瘍などと言った疾患ですが、これらは基本的に手術をしなければ治療することができない疾患となっています。
脳動静脈奇形は名前の通り、脳を巡っている動脈に奇形がある疾患であり、動脈と静脈が繋がってしまっているものを指します。
通常繋がっているはずのない血管が繋がることによって、場合によっては破れてしまい脳出血などを起こしてしまう可能性を持っています。

そして聴神経腫瘍とは簡単に言ってしまえば神経にできる癌であり、放置しておけば神経やリンパなどを通じてほかの場所に転移してしまうこともありますし、超神経に関わってくることから難聴などを引き起こしてしまう可能性を持っています。
このように脳動静脈奇形や聴神経腫瘍は手術をしなくては治療することができない疾患となっており、主に脳神経外科で行われている手術としてはガンマナイフと呼ばれる特殊な手法が用いられています。
もしくは、開頭手術と呼ばれる手術が行われることもありますが、今後の動向では開頭手術はどんどん難しくなってくると言われています。
と言うのも、開湯手術は体や脳に負担をかけることが非常に多い手術であり、高齢化社会が進行している現在の日本では困難となりつつあると言われています。
ほかにも、脳動静脈奇形や聴神経腫瘍などは画像診断で診断することができる疾患ですが、最近では病巣自体が小さいものや無症状である物が多く、様子を見たり手術をしないというケースも増えてきています。
そうして時間が経過することによって開頭手術が適応しにくくなるケースが増えてきているため、脳神経外科の今後の動向としては、手術は開頭手術ではなく内視鏡やレーザー治療のように体や脳にかける負担を少なくしたものが一般的になってくるものと言われています。